浦安市   斎長物産、千葉の管材販社を子会社化

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管工機材流通大手の斎長物産(本社・東京都中央区、社長・斎藤具宏氏)は、千葉で配管資材・設備機器類の販売を手掛けるイチハラ管材(本社・千葉県市原市下野)の発行済株式80%を譲り受け、今月9日付で子会社化した。千葉県一円で、住設機器やリフォーム分野の拡販を図る。

イチハラ管材は2003年5月創業。本社に事務所と倉庫を併設しており、地場のガス工事店向けなどをメーンに配管資材・設備機器類販売を主力業務としている。年間売上高は約3億円(前期実績)。千葉県内を中心に営業強化を図りたい斎長物産と、地場で商権拡大を目指したいイチハラ管材双方の思惑が一致した。
今回の子会社化により、斎長物産はイチハラ管材を千葉地区の営業拠点として活用。配管資材・設備機器類のほか、住宅設備機器販売やリフォーム分野での事業拡大を図っていく。各資機材のデリバリー面についても、斎長物産の浦安物流センター(千葉県浦安市)と連携して千葉県および茨城県内への営業基盤を強化する。イチハラ管材の社長は斎藤社長が兼任。取締役営業部長には、斎長物産の鈴木伸也氏が就任した。櫻井貞夫社長は会長に就き、従業員6人は継続雇用している。

長物産、千葉の管材販社を子会社化